アシュフォードから

今度はロッテルダムに移住、それから・・・

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男子の本懐 城山三郎

昭和初期、不況と通貨不安に悩む日本で金解禁による行政・経済改革を断行した総理大臣浜口雄幸と大蔵大臣井上準之助の生涯。
結局金解禁を成し遂げた二人だが二人ともが反対勢力に暗殺される運命を持つ。

明治維新・日露戦争・そしてこの小説の舞台となる第一次世界大戦後、共通するのは日本の政治家がその信念で国を変えていこうと努力しているところ。
国民の政治への興味が薄れ政治不信も甚だしい今だからこそ、かえって非常に新鮮に読めた本だった。
浜口総理・井上大臣ともに凶弾に倒れるわけだが、内閣結成時に各々が半ばそういう運命にあることを覚悟している。
この内閣は軍部と対等であった最後の内閣ではないのだろうか。
金解禁に伴う緊縮財政、政治の上ではこの二人は軍部にその軍事費削減を飲ませている。それに伴う暗殺であったことは容易に想像できる。

結果、彼らの死後軍部の横暴と圧力によって政党が実験を失い、ゆくゆく太平洋戦争に突入することとなる。

はたして今の政治家がそれほどの信念を持ち、また私利私欲の無い潔癖な政治を行っているのだろうか。
鳩山氏・小泉氏など現役政治家の親筋が登場していることも興味深い。
なぜ日本では政治家は世襲制になってしまう?

現在の政治・祖国についていろいろと考えさせられる一冊だった。
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  1. 2005/02/05(土) 20:59:16|
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モロ子眞太郎&眞嫁

Author:モロ子眞太郎&眞嫁
1999年に転職で渡英。
長くいるつもりは無かったのになぜか在英12年。
職場ヒースロー空港の近くのアシュフォードに住んで8年。日本人は少ないけどいいところ。
2008年8月に待望の長男誕生、続いて2010年11月に次男誕生。
親バカな毎日でしたがここで何を思ったか、今度はオランダ・ロッテルダムに職を見つけて転職。
2011年7月からロッテルダム在住。

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